番台少年の片思い


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「お釣りの準備も出来たし、そろそろ店を開けるか」
 武は動くたびにギシギシと音を立てる古びた木造作りの番台から降り、これまた古い木製の扉を開けて外に出た。

「今日は何人来るか……」
 武は営業中と書かれた札をあげながら溜息を付く。
 開店時間だというのに、いつものごとく客はいない。
 
 この銭湯に人が来ないのも、ある意味当たり前だった。
 建物が築50年と古すぎるのだ。もちろん建て替えたくても金はない。
 いくら代々続いた伝統ある銭湯とはいえ、これで新しい客が来るはずがない。
 今では親も完全にやる気をなくして、中学生の息子に番台を任せるほどいい加減な経営だった。
 むろん、武としても銭湯の仕事は嫌いではない。
 ジジババばかりとは言え、風呂に入って喜んてくれる姿を見るのは嬉しいし、高校に進学をせず、家業を継ぐことだって考えなかったわけではない。
 だが、こんな状態ではとても後は継げない。
 継ぐためには根本的な改革が必要なのは間違いなかった。


「そこでだ。数少ない女子の常連客であるお前の意見を聞きたい。若い客を呼ぶにはどうすればいいのか」
 武は銭湯にやっていた幼なじみの立花に悩みを打ち明けることにした。 
「あー、なんだって?」
 早くもブラを外し終え、パンツ一枚の姿になっていた立花がふりむく。
 黙っていれば可愛い顔が不機嫌そうに歪む。
 早く風呂に入りたそうな様子がありありと感じられた。
「頼むよ。少し相談に乗ってくれ」
 立花は軽くため息をつき、パンツ一枚のまま番台に近寄る。
 肩にタオルをかけているが、中2らしいほんのりと盛り上がった乳房は両方とも隠れていない。

「で、相談って何?」
 番台の前までやって来た立花が普段と変わらない言い方で喋る。
 上半身は裸で下は下着一枚だというのに、体を隠すそぶりさえ見せない。
 まるで学校の廊下で話し合っているような態度だった。
「だから、この銭湯に客が来ない理由」
 武としても、今更立花の裸を見て思うことはない。
 丸出しの乳房を見ながら普段と同じように話した。

「この銭湯になぜ客が来ないかって?そんなの簡単じゃない。あんたが番台にいるからでしょう。ビシ」
 武に向かって立花がかっこ良く指をさす。
 小さな背の割りには綺麗にポーズが決まっている。
 ピンク色の小さな乳首が上手く構図のアクセントになっているようだ。
「なんじゃそりゃ。俺が番台にいると裸になりにくいとかそんな話なのか」
 武は首を傾げる。
 立花の堂々とした態度を見ていると、とてもそうは思えない。
 他の常連客である老人たちからもそんな苦情は来ていないからだ。

「そういうこと」
 立花はそう言いながら、武の目の前で自身の白いパンツを下ろす。
 まだ完全には生え揃っていない細く柔らかそうな陰毛と割れ目が番台から丸見えになる。
「でも、お前は平気だろ」
 ほぼ毎日のように立花のあそこを見ている武が素直な感想を言う。
「そりゃ私はいいよ。物心付く前からここに来ていたし。でもよく考えてみ? 武と私は幼なじみ。クラスも同じなので同級生。わかるね」
「何を今更」
「で、武は番台に乗って一方的に幼なじみの裸を見ている。私は常に裸を見られている。それって凄いことだと思わない」
 立花は全裸の体を隠すことなく武にそういった。
「いや全然。だって番台は客を様子を見るのが仕事だし。その過程で裸を見たからといって凄いとは思わない」
 実際に彼は立花のことを何でも知っていた。
 本人が知らないであろうホクロの位置だって言えるし、昨日はどんな色のパンツを履いていたのかも答えられた

「うーん。なんて言ったらいいかなぁ」
 腕組みをする立花。
 あそこのヘアも丸出しで考えこむ彼女の姿はどこか間抜けな感じがした。

「つまり番台が裸を見るのがまずいということか? なら今時の銭湯のように脱衣所が見えないフロント式にしたほうがいいのかね」
 それには多額の費用がかかる。現実的な案ではないが一応聞いてみた。
「それはどうだろ?銭湯は番台さんとこうして話をするからいいんだし。フロント式になったら私は来なくなるかも知れないよ」
「おいおい、さっきと言っていることが違うぞ。番台に裸を見られることが嫌なんじゃないのかよ」
「番台の人に見られるのは別にいいの。ようするにね。武が悪いってこと。わかった?じゃこれで話は終わり!」
 なぜか更に機嫌が悪くなった立花はそう言って去っていった。

 武は意味がわからず頭をかしげた。
 どうも自分が番台に座っているのが問題があるようだが要領がつかめない。
 ただ番台に座るのが自分一人というのは問題がある気はした。
 客とのコミニケーションも一人だけではマンネリ化してしまう。
「番台を他の人に任せてみるか」
 武はどこかズレた結論を出す。
 それはどう考えても立花の考えとは真逆の答えだった

 

 翌日、学校
「俺にバイトをやれって?」
 さっそく武はクラスの友人に声を掛けた。
 友人の中村は目をキョトンとさせて驚いている。
「そう。番台のバイト。いつだったか俺の仕事が羨ましいとか言ってただろ」
「そりゃそうだけど、俺がやっていいのか?」
「よくしらんけど別にいいんじゃね」
 家族の者以外は駄目という規約が合った気もするがここはあえて無理をした。
「若い女とか来る?」
「たまに来るね。立花のように毎日来る人はいないが」
 武はさらっと立花の名を出した。中村もクラスメートである立花のことは当然知っていた。
「一応聞くぞ。武、お前は本当にいいんだな。俺が立花ちゃんの裸を見ても」
 中村は真剣な目で言った。武と立花の関係を深読みしているような言いぐさだった
「なにを今更。番台の仕事なんだから客の裸を見るのは当たり前だろ」
「よし。じゃやるわ。いつからにする」
「では今日の夕方から」
 ここまで来てようやくなにか間違っている気がした
 武は疑問に思いつつバイトを雇った。


 夕方。
 隆は銭湯の前で掃除をしていた。
 普段なら開店準備でそれどころではないのだが、今日は中村がいるためのんびりと掃除ができた。

「あれ、こんな時間に掃除にしているんだ。番台に座っていなくていいの?」
 日が暮れ始めると、いつものように立花がやってくる。
 手にはタオルを持っており、見慣れた銭湯スタイルだ

「立花。今日からこの銭湯は生まれ変わるのだ!」
 武が自信たっぷりに宣言した。
「何を言ってるのよ。ほらさっさと行くわよ……って?」
 立花が扉を開け、中に入ると驚きに表情を見せる。
 思いもかけない人物が番台にいたからだ。
「やあ、立花さん」
 中村はニコニコしながら番台に座っていた
「え?中村くん?なぜ?」
 こんなところでクラスメートの中村にあって相当びっくりしているようだ。

「そんな難しい事情じゃないよ。番台のバイトを雇った。ただそれだけの話」
 どこか意地悪そうな笑みを浮かべた武が男湯ののれんを潜り、番台越しに話した。
 立花は信じられないと言わんばかりの顔。
「と、言うことだからしばらくよろしくね」
 中村が挨拶をした。

「武、本気なの?」
「うん」

 怒りを表し立花が言う。
「あーよくわかりました。武が私のことをなんとも思っていないことがよくわかりました。頭にきた。帰る」
「ちょっと待ってよ。これは客のために。いや、つまりお前のためにバイトを雇ったんだから帰られたら元も子もない」
 なだめる武
「私のため?」
 立花は立ち止まりジロッと眺める。
「番台は好きだけど俺は駄目と言ってただろ。だから番台を変えたら喜んでくれるかなと」
 武が真剣な目で言った。

 それを聞いた中村と立花が「え?」と言わんばかりの顔で見つめる。
 そして二人揃って大きなため息をついた。
「立花さんも大変だね」
「そうなのよ。馬鹿だと苦労するわ」
 なんて馬鹿であり鈍感なのか二人は思った。

「よくわからんけど馬鹿にされているのはわかった。それはともかく立花は入ってくれよ。毎日入っているのに今日だけ入らないなんておかしいだろ」
 少しムッとした顔をしながら武がいった。
「そりゃそうだけど……」
 立花が中村をチラリと見る。
「ん」
 中村は爽やかな笑顔で相槌を打つ。
「あーわかったわよ。入ればいいんでしょう。入れば。でも中村くん、こちらは絶対に見ないでよね」
「わかっている。武と話しているよ」
「よろしくね」
 それを聞いて少し安心したのか立花は脱衣場へと向かった。


「うーん。なんかドキドキするな。武よ。俺はどうすればいいんだ」
 中村は身を固くする。
 いわば今の状況は女子更衣室にいるようなもの。
 落ち着けというのが無理だった。

「普通にしていればいい。そこで座って客の様子を見てくれるだけでいい」
 武がスパっと言った。
 それは客である立花の裸を見てもいいという意味だった。
「でも、いざとなるとなぁ。さっき見ないと約束したし……」
「まぁ見る見ないは好きにしろ。そんなことより、さっきの話ってどういう意味なんだ。俺が鈍感って」
 武は小さな声で先ほどの疑問を口にした。

「それはお前、立花ちゃんはお前のこと……ぐは!」
 中村はちらりと女湯の脱衣所に目をやったと思えば突然取り乱した。
「ん?どうした」
「ぱ、パンツ。立花ちゃんのお尻にパンツが……モロパンぁ」
 中村はみるみるうちに真っ赤になっていった。

「はあ?」
 なにか変わったパンツでも履いていたのかと思った武が番台越しに向こうを見る。
 脱衣所には番台から背を向けてロッカーを開けている立花がいた。
 手にはスカートを持っている。どうやらスカートを脱いたところようだ。
 もちろん下半身にスカートはなく、腿のつけ根を覆う白いパンツがむき出しになっていた。

「なんだよ、いつもの白パンじゃないか。ってパンツ姿ぐらいで驚いたのかよ。上着も脱いでいないのに」
「だってモロパンだよ。パンチラを見ただけでもおかずに使えるのにモロだよ。モロ」
「だから小声で喋れって。そもそもおまえ、見ないんじゃなかったよ」
「だって番台に座っていて見ないようにするなんて無理だよ。高さも意外とあるし少し顔を向けただけで脱衣所の全てが見え……って立花ちゃんがブラ外してるーー。何もつけていない背中がガガ!」
 中村が更に混乱した。

「まったく仕方がないな。おーい。立花こっちに来てくれ」
 このままでは仕事にならない。そう思った武は立花を呼んだ。
 その声を聞き、立花が振り向く。
 タオルで前を隠しつつ、体の向きを変える。
「なにかよう?」
 風呂にも入っていないのに立花の顔は赤みを指していた
 隠しているとはいえ、今の姿は半裸と変わらない。
 タオルのおかげで前こそ見えないが、肩から胸上部の膨らみは丸見えだし、白いパンツも横から見えていた。
「そんなところにいないでこっち来いよ。ほら、いつものようにさ」
 武が大声で言う。
「はあ?ばっかじゃないの。誰が行きますか。ほら中村くんも何をチラチラと見ているのよ。こっち見るな」
「は、はい!」
 中村が男湯のほうを向いたことを確認した立花は前を隠しているタオルをずらすことなく器用にパンツを脱ぎ、そのまま女湯へと歩いて行った。
 ガラガラガラ。ばたん!
 すごい音を鳴らしながら浴場のドアが開けられ、閉められた。

 立花がいなくなり静まり返る銭湯。

「ちぇ、駄目か。一度裸を見てしまえば免疫がつくと思ったんだがな。立花も普段通りにしていればいいものをなんじゃありゃ」
「ああ、パンツ。しろ」
 立花がいなくなっても中村はまだ興奮が冷めない様子だった。
「なぁ、ちょっと顔を上げて女湯を見てくれ」
 ふといたずら心が芽生えた武は中村に女湯を見るように言った。
 ここの浴室は脱衣所よりも明るい照明を使っており、番台から中の様子が丸見えだった。
 普通は視界を遮るはずの浴室の戸は4枚とも普通の安物透明ガラスでしかなかったからだ。
 安物のガラスは湯気のせいで少し霞んではいるが中の明かりが強く、視界は殆ど邪魔をされていなった。

「ん?、浴室?」
 中村は女湯の方を見ると目を見開く。
 黄色い洗面器をもって座ろうとする全裸の立花を視界に捉えたようだ。
 更に顔が赤くなっていく。

「大丈夫か」
 ショックが大きすぎたかと心配になる武。
 しかし中村は先程のように取り乱したりはしていなかった
「うん。大丈夫。あー、さっきはびっくりした。番台の仕事ってとんでもないな」
 落ち着きを取り戻した中村は初めて見る立花の乳房をジロジロとながめ、なにか勝ち誇ったような表情をしていた。

「ん?」
 立花がちらりと番台のある方を向いた。
 しかし、よくわからなかったのか、そのまま洗い場の椅子に座る。
 実際に浴室から暗い番台を見ようとしても、曇ったガラスと角度が邪魔をしてよく見えない。
 明かりの差は、それだけ大きかった。

「どうよ。感想は」
 立花は体を洗っていた。
 横から見ると立花の乳房の形やプロポーションが手に取るようにわかった
 中村はクラスメートである立花の裸をなんの遠慮無くながめながら話す。
「立花ちゃんって思っていたより胸がでかいんだな。教室で見てもそんな感じはしなかったんだが」
「いや、裸の感想じゃなくて番台の感想」
「あー、そっちか。なんというか照れるね。こうしてガラスの向こうにいるなら平気なんだが同じ部屋で裸というのはな」
「そんなもんかね」
 いつも裸を見ている武にはその違いがよくわからない。

 体を洗い終わった立花が立ち上がる
 つるつるな肌のお尻を見せながら湯船に向かう
「おしりは結構小さいんだな」
「昔はもっと小さかったぞ。今みたいな体になり始めたのは小学5年ぐらいからだな。それ以前は胸もお尻も男の子と変わらなかったし」
「ふーん」
 立花が湯船に入ると微妙な沈黙の間が支配した。
 やはり何かがズレている。そう思わざる得なかった。

 

 10分後。
 芯まで温まった立花が湯船からゆっくりと立ち上がった。
 正面を向いていたため、赤みを増した乳首、濡れて貼りついている軟らかな陰毛、サクッと縦に入った割れ目が丸見えになった。
「えへ、立花ちゃんのあそこも見ちゃった。あんな形しているんだ。あ、そうだ」
「そりゃ風呂だからな。いちいち隠したりしないだろう……って何しているんだ」
 カシャ
 当然ケータイの擬似シャッター音が鳴った。
「おい、なにやっているんだよ」
 武が声を上げて驚く。中村は立花が無防備に裸体の全てをさらけ出している瞬間を狙ってケータイのカメラを切ったのだ。
 あのタイミングなら頭の先から足元まで綺麗に写っているだろう。
「誰も見せないから一枚だけお願い。明日には消すからさ」
 悪気があるのかないのか中村が手を合わせる。
 先程パンツが見えただけで騒いでいた男とは思えない大胆な行動に武は呆れはてる。
「楽しんだらすぐ消せよ。このうえ、盗撮騒ぎとかあったらこんな銭湯はひとたまりもないんだからな」
 他に客がいないのを確認した武は友人のいたずらを黙認した。

 体を軽く拭いた立花はタオルで前を隠しながら戸を開ける。 
「今から出たいんだけど」
 恥ずかしいのか立花は首だけ出してそういった。
「終わった?」
 爽やかな声で中村が言う。
 顔は男湯のほうを向け、いかにも見ない約束を守っているような態勢だった
「うん。でも今から服を着るからもう少しこっち見ないでね」
「見ないからごゆっくりどうぞ」
「ありがとう」
 立花が恥ずかしそうにロッカーのあるほうに歩く。

「えー見ないの?」
 武がからかう。
「約束だからね。本当に見ないよ。ほら」
 中村はそういうと先ほど写した画像を武に見せる
 画像は立花が浴槽から上がり出口向かって歩いているところを正面から写したものだった。
 ちょうどタオルを絞ろうとしていた時なのか。右手にタオルを持ち、体は一切隠していない。
 乳房や股間から太ももにかけて湯船のお湯が垂れ下がる様子を高解像度で捉えていた
「ごくり」
 武は思わず生唾を飲み込む。
 見飽きている立花の裸だというのにとても色っぽく見えた。


「それじゃ明日また学校で。中村くんもまたね」
 立花が出て行くと、再び銭湯に静けさが戻る。
 それもそれはず。開店時間の午後五時からここまで来た客は立花1人のみ。
 他の客は来る気配もなかった。
「で、次の客はいつ来るんだ」
 しびれを切らした中村が聞く。
「午後7時ぐらいがピークだからまだ掛かるな」
「じゃもう少し頑張るか」
「だな」

 三時間後
 最後の客であるお婆さんが帰ろうとする。
「今日は若い子と話せて楽しかったよ」
 近所のお婆さんが番台に向かって言う
「僕で良ければいつでも話相手になりますよ。ありがとうございましたー」
 中村の威勢のいい声が響く。
「へぇ。上手いもんだな」
 武は素直に感心した。中村は非常に喋り上手だった。
 この銭湯の常連であるお年寄りたちとも簡単に打ち解けたのだ。
「結局、あれから若い女性は来なかったな」
 自信がついたのか残念そうに話した
「若い客は週に数人来るかどうかだからな。たった数時間で当たるはずがない」
「ちえ、残念」
「ところで相談だけどもうしばらくバイトをやってくれないか。客の受けもいいし」
 これは意外と戦力になる。そう思った武は中村を雇う気でいた。
「また立花ちゃんの裸が見られるのは嬉しいけど俺が座っていたら嫌がるんじゃね」
 中村が心配そうに語る。
 実際に立花は中村に一度も裸を見せようとはしなかった。
 それどころか何度も見るなと言ってたことを考えても見られることを嫌がっていたのは間違いない。
「まぁー大丈夫なんじゃね。立花のことだ。すぐに慣れて全裸のまま話しかけるようになるさ」
 武は普段の立花を知っている。自分が番台に座っていても裸のまま脱衣所で寛ぐ姿をずっと見ていた。
 いくら人が変わったからと言って今更番台に裸を見られて恥ずかしがるなんて思えなかった。
「えへへ。全裸は目のやり場に困るなぁ。でも相手を見ないと失礼だし困ったなぁ」
 中村はニヤニヤしながら笑った。
「ははっ。まったく。お前ってやつは」
 友人のボケに付き合って武も笑う。
 それは銭湯の行く末の不安を誤魔化そうとするような愛想笑いだった。

 

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for / 2014年12月12日

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